2022-07-30

来週の資料がぜんぜんできてなくて、胃がキリキリする。単純に知識が足りないのと、平日にやる時間をつくれないのも、能力の低さが露呈してつらい。しかし、こんなチャンスでもないと勉強しないので、こういう機会をもらえたことに感謝しかないです。

Twitterで相互フォローの方に何名かおそらく医療に従事されている方がいて、この状況に対して過酷な対応に迫られている様子が垣間みえてしまうのもあって、そんなときにふつうに考えたら感染者がひとりでも増えてしまうような大きなイベントで盛り上がっている様子をどのような気持ちで見ているのかなと想像すると、具体的にはフジロックのことをツイートする気持ちにはなれない。昨年も、個人的にはフジロックは開催しないでほしかったし、オリンピックも中止してほしかった。命がもっとも大切なのに、それ以外のものが優先されたり、優先することをやむをえなしとするようなメッセージが発信されるものに、すべて加担したくなかった。だから、中止できないなら、せめてもの意識的に無視することにしていた。それがたとえ感染しないし、感染させることもないYouTubeの配信ライブだとしても。

とはいえ、音楽に罪はない。というか、音楽はすばらしい。昨年は出演をキャンセルした折坂悠太もライブ中のMCで触れていたけれど、みんながそれぞれ試しながら、折り合いをつけていくしかない。ミュージシャンの人たちはほんとうにひとりずつが魅力的で、魅力的な人たちが演奏する魅力的な音楽によって、この世界が生きるに値すると希望を感じられる人はいるのだろうし、僕もそのひとりだ。そうやって気持ちに折り合いをつけるための言い訳をしながら、今年は部屋でフジロックの配信を流しっぱなしにしている。僕がツイートしようとしまいと、YouTubeを見ようと見まいと、考えすぎだと思いつつ。崎山蒼志くん、かっこよかったな〜。そして、俺だって苗場?とかいうところに行きたいし、行こう。これからは、いつかやりたいと思っていたことを、全部やる。なんだってできる、生きてさえいれば。