ストレス解消を目的にレンズを購入。Super-Takumar 55mm F1.8は1961年に発売されたレンズで、いわゆる「オールドレンズ」のなかでは出回っている数が多くて有名らしい。解説サイトで調べると、僕が手に入れたものは後期に製造されたもので、ガラスに放射性物質のトリウムが含まれているために、微量の放射線によって経年変化で黄色っぽくなっている。対処法としては、ビニール袋に入れて外に置いて日光に当てておくと紫外線で透明になるんだって。なんかおもしろい。
レンズとおなじくらいでかいM42とEマウントを変換するアダプターをつけると、60年前のレンズがソニーのミラーレスカメラにくっついて、デジタルカメラとして使えるようになる。もちろんオートフォーカスは使えないものの、明るくて、想像以上にきれいでびっくりする。黄色っぽいので、ちょっとホワイトバランスがおかしくなる気もしないけど…。日光に当ててみようかなあ。
この時代につくられたレンズはコーティングの技術が発達していなかったので、強い光を受けると虹色のフレアが出やすいとのこと。晴れたら朝日に照らされたアジサイでも撮りにいきたいな。ということを楽しみにして仕事をがんばろう。