2022-06-15

レンズをカメラに装着した様子を前方から映した写真

ストレス解消を目的にレンズを購入。Super-Takumar 55mm F1.8は1961年に発売されたレンズで、いわゆる「オールドレンズ」のなかでは出回っている数が多くて有名らしい。解説サイトで調べると、僕が手に入れたものは後期に製造されたもので、ガラスに放射性物質のトリウムが含まれているために、微量の放射線によって経年変化で黄色っぽくなっている。対処法としては、ビニール袋に入れて外に置いて日光に当てておくと紫外線で透明になるんだって。なんかおもしろい。

レンズとおなじくらいでかいM42とEマウントを変換するアダプターをつけると、60年前のレンズがソニーのミラーレスカメラにくっついて、デジタルカメラとして使えるようになる。もちろんオートフォーカスは使えないものの、明るくて、想像以上にきれいでびっくりする。黄色っぽいので、ちょっとホワイトバランスがおかしくなる気もしないけど…。日光に当ててみようかなあ。

Super-Takumar 44mm F1.8で台所の風景を映した写真。洗い物やキッチンペーパー、目薬など雑然とした物たちのなかで、ハンドクリームにピントが合っている。

この時代につくられたレンズはコーティングの技術が発達していなかったので、強い光を受けると虹色のフレアが出やすいとのこと。晴れたら朝日に照らされたアジサイでも撮りにいきたいな。ということを楽しみにして仕事をがんばろう。