ちまちまと半年ほど進めていた仕事がきょう終わって、すっきりというか、やれば終わるんだ… という呆然とした気持ちになった。スケジュール管理が終わってるとか、膨大な作業量をひとりで抱えずに外注とかしてもよかったんじゃないのとかいまさら思うけど、そういう後悔はいったん棚にあげておきつつ、この仕事は僕のスキルセットと経験がなかったら完遂できなかったのではないかと思う。自分が言われたいことを、自分で言い聞かせながら帰宅。
お昼に食べた担々麺の汁が飛んで、白いTシャツを汚している。洗濯しようとしたら、洗剤の買い置きがなかった。僕は心配性で、スマートフォンの充電はいつも90%以上のような小さい男なので、こういう失態をしでかすことはめずらしくてショックだった。しかし、ほんとうに心配性なら白いTシャツで担々麺なんか食べないので、ふつうに間抜けである可能性が高い。
並盛と中盛と大盛が同じ料金なんて絶対におかしいよ。やっぱりこの世界は、大盛が得をしたぶんを埋め合わせるために並盛が損するように設計されている。この不均衡から抜け出すには、大盛はむりだとしてもがんばって中盛ぐらいは食べるのか、そもそも並盛すらも注文しないのか、あるいは並盛を注文したうえでコストパフォーマンスではない軸から世界を見るしかない。むしろ並盛よりも足りないくらいのほうが豊かだと思えるような、新しい断面の発見が。