3月8日は国際女性デー。日本のジェンダーギャップ指数の順位は156カ国中120位。いつもあらゆる分類で弱い側に座っていることが多い自分も、強い側に属している事実を意識する日。もしかしたら性別を理由に下駄を履かせてもらっていたことが、あったのかもしれないと思い返す日。直接的にも、間接的にも、それが微々たるものだとしても、自分の行動の積み重ねがこんな国をかたちづくっている。意図せず差別を再生産していたかもしれない可能性について考える日。
いま、自分には、知ることしかできない。というか、ラジオを聴くことぐらいしかできない。もっといろんなできることがあると思うが、気持ちに余裕がなく、それだけで精一杯だ。悲しい。つらい。痛い。休みたい。寂しい。言葉が、血液みたいに身体をぐるぐる回っている。もっと想像力の解像度を高めるために、なにかできることはありますか。