バスオイルをプレゼントしていただいた。湯船に入る前に5回ほどオイルをプッシュしてかき混ぜると、檜の風呂のような良い香りがする。自然と長風呂になって、からだがぽかぽかする。香りがからだに移って、自分から良い香りがする。バスオイルというものがあることを知らなかったし、入浴剤をいれようという発想もなかったので、こんなに良い気分になるものがあるんだ。とくに理由もなくプレゼントしたり、されたりするのも良い。たくさん良いことを教えてもらった。
昨夜の遅くに、トンガ王国という、それまで知らなかった国で海底の火山が噴火して、その影響で海面が上昇し、日本中の太平洋沿岸に津波警報や注意報が発令されていた。自然の持つ莫大なエネルギーに圧倒される。スマートフォンから通知音が鳴り響けばいつでも非常時へスイッチが切り替わることを、何度も忘れては、こうやって何度も思い出す。翌朝のradikoのタイムフリーで再生したオードリーの深夜ラジオは、緊張感のあるニュースを挟みながらも、くだらないおしゃべりが続いていて、変わらないことが救いであった。ラジオを聴くことは、聴きたいのはもちろんながら、聴くという行為のルーティンを遂行することにも意味がある。いつかの楽しかった時間を何度でも追体験するために、僕たちはラジオのスイッチを入れる。
日中はすこし暖かく、散歩にちょうどいい晴れた日曜日だった。安住紳一郎の日曜天国を聴きながら、ずっと寒くて足が遠のいていた近所の川の様子を見にいくと、知らないあいだに風景が変わるくらい埋め立てられていてびっくりした。
お昼にJ-WAVEでかかってた曲。週末でやろうと思っていたことは終えられなかった。こんな日記を書いているあいだにやればいいのだが。また、平日がやってくる。