2022-10-10

ファミリーマートの豚まんがおいしいので恋人に食べてもらいたかったけど、店員さんから豚まんだけまだできてないんですよねと言われる。ショック。目の前のガラスケースのなかに入ってる豚まんはなんなのか。温め中なのかな。しかたがないので肉まんをふたつ買う。買ったあとで、よく見たらCoCo壱番屋とコラボしたカレーまんや、モスバーガーとコラボした照り焼き肉まんみたいなおいしそうなやつもあることに気づく。こっちのほうが喜んだかな〜。だいたいおなじようなものだろうし、まあなんでもいいとは思うんだけど、でもこんな機会、もう二度とないかもしれないじゃん。だから、アイスも買う。どのアイスを買って行ったら喜ぶかなあって悩みながら。ハーゲンダッツはやりすぎだよね。クレープとかいいんじゃない。ペットボトルの水と、アイスがふたつ入ったコンビニのビニール袋に、店員さんによってほかほかの肉まんがふたつ投げ込まれる。なんでそんなことするの、アイスが溶けちゃうじゃん。ビニール袋から取り出した肉まんを、ひとつずつ上着の左右のポケットにしまいながら、すこし早足で家までむかう。

2022-10-09

眠る前にすこしだけソファで居眠りしてしまい、毛布にくるまってきちんと眠ろうとしたら眠れなくなってしまった。しかたないので日記を書きながら眠くなるのを待つ。幸いにもあしたは休みだ。

ずっと楽しみにしていたキングオブコントはリアルタイムで観られなかったので、ネタバレを見ないようにTwitterを避けつつようやく録画を観たのだけど、なんだかあんまり笑えなくて、というよりキツくなって、途中で観るのをやめてしまった。いわゆる賞レースはこれまで欠かさず観ていたし、自分のことをすこしはお笑いが好きなほうだと思っていたので、ちょっとショックな出来事だった。同性どうしがキスするとか、セーラー服にブリーフを履いたやばいキャラクターで笑うみたいな、踏んだら一瞬で冷めてしまう地雷が自分のなかで増えているのかもしれない。おもしろいというのは送り手と受け手が協力して成立するインタラクティブなものなので、それがどんなにおもしろいのだとしても、おもしろがれなくなったらおもしろくないのだろう。

無水ポトフ専用機と化していたホットクックで、勝間和代のブログを参考にさつまいものポタージュをつくって食べたらおいしかった。これからの季節、スープをつくって食べていくのがいいと思う。レパートリーを増やしたい。最近食べておいしかったものといえば、だいぶ遅い夜に新宿を歩いていて、いろんな飲食店が22時で閉めているなかでひっそりとやっていた謎のチェーン店の定食屋で食べた鯖味噌定食。味噌汁もおいしかった。渋谷にもあるらしいので会社帰りに寄ろうかな。コンビニでごはんを買うのをやめたくて、定期購入で数食分まとめて届く冷凍された弁当をためしに買ってみた。味はおいしくなくもないという感じだし、高いうえに量が少なすぎる気がしなくもないが、ごはんだけ炊いて冷凍しといて平日の夜に帰ってあとは寝るだけみたいなときの夕食のおかずとして、コンビニで間に合わせるよりはいいかもしれない。自分より忙しい人はたくさんいて、そういう人たちですら自炊していると思うのだけど、理想までとはいえずとも限られたリソースのなかで最大限よい選択肢を選べたらと思う、いまはそれでいいと思う、平日の夜ごはんのことに限らずなんでもそう思う、そういうマインドが食事すらも支配している。

川内倫子に、野口里佳と、東京で気になる写真展がいくつか開催されているので観にいきたいな。来週あたりいこうかな。ぼんやりと日記を書いていたら眠くなってきたので、また毛布へ戻ります。おやすみなさい。

2022-09-30

昼ごはんは電子レンジで茹でたBASE PASTAに、ピエトロのペペロンチーノのパスタソースをかけたもの。夕飯は冷凍していた白米に、無印良品のレトルトだけど冷蔵庫で冷やして食べるグリーンカレーと、セブンイレブンの豚汁。Twitterを眺めていると秋晴れで気持ちのいい天気だったらしいが、ごみを出すくらいしか外へ出ないままに夜。

おなじ年齢の野球選手を見ていると、なんとなく自分を重ねてしまう。会社にスタメンみたいな仕組みがあったら打順は何番かな〜とか。そもそもスタメンに入れなくて、ここぞというところで期待されて登場する代打?そんなに期待なんかされてなくて犠牲バントをしっかりこなして他の選手の塁を進める役?というか、いま試合に出場できてるのかな?

このメンバーで働ける時間って思ったより限られていて、チームも個人もずっと成長しないといけなくて、求められる役割も必要な成果も変わってきて、それでもきちんと打席が回ってくるだけ野球のほうが優しいだろうか。野球をモチーフに例え話をやりはじめたら本格的におじさんになりはじめていないだろうか。

2022-09-29

きのうの夜は、眠る直前まで電話をしていた。照明を消してベッドに横たわりながら話をしていると、隣に恋人がいるみたいだった。目が覚めて、風呂に入って、髪を切りにいく。平日の午前9時から髪を切りにくる客なんて僕くらいで、僕たちのほかに誰もいないこともあって、お世話になっている美容師さんはいろんなことを話してくれる。隣の部屋でバルサンが炊かれていたこと、そのあとベランダに虫が出たけど怖くて殺せなかったこと、こういうときは男性と暮らしていると便利なのになと思ったこと、数年前に離婚したこと、最近なんと彼氏ができたこと、LINEの既読スルーで彼氏の機嫌が悪くなったが、こっちは仕事もしてるし子どもも育てていて忙しいのだから返事できるわけないのに、など。みんな恋愛をやっているし、日々の暮らしは大変だ。

こざっぱりしてもらったので自己肯定感が上がり、ひとりでスターバックスでコーヒーを飲むのも平気です。誕生日に姉からもらった利用期限が明日までのeギフト、最後の1杯に甘いクリームが載ったモカをいただいた。おいしくて、ほっとした。姉ちゃんありがとう。オフィスへ移動して、パソコンをカチャカチャやっていたらあっというまに夜。昼ごはんはサブウェイの照り焼きチキンのサンドイッチ、夕飯はセブンイレブンの焼鳥とノンアルコールビール。

2022-09-28

きょうも在宅勤務。昼ごはんは電子レンジで茹でたBASE PASTAに、エバラの「プチッとうどん」のジャージャー麺のたれをかけたもの。夕飯はセブンイレブンでキーマカレーを買ってきて食べた。

先日のAmazonのタイムセールの機会に買った、SynologyのNASキットが届いたのでセットアップした。あわせてWestern Digitalのハードディスクも8TBを2つ購入。NASキットにはスロットが2つあるので、RAID1で構成して1台が壊れても片方が生きていればデータを復旧できるように設定した。大事なデータのバックアップを主目的としつつ、iPhoneやiPadなどのストレージは小さくても意外と問題なかったので、デバイスをまたいだ共有フォルダみたいに使えたらいいな〜と思って。Google DriveやDropboxに課金してもいいのだけど、機器の故障のリスクやランニングコストを差し引いても、クラウドよりは安いしローカルネットワークなら速いのかなあと考えたが、どうなんだろう。

NASを組むのは初めてなんだけど、Webブラウザから接続するとOSっぽいGUIでファイルを操作できたり、写真をGoogleフォトっぽいUIで整理できる機能とか、オフィスっぽいツールやチャットツールまであったりして、ファイルサーバーというよりは小さなGoogle Workspaceを自宅に据え置くみたいな雰囲気があっておもしろかった。

2022-09-27

終日在宅勤務。昼ごはんは電子レンジで茹でたBASE PASTAに、ピエトロのかけるだけのペペロンチーノのパスタソース。夕飯はオリジン弁当のチキン竜田生姜焼き弁当。

リモートのミーティングって、発話から相手が聞こえるまでにすこしだけ遅れているし、Bluetooth接続のイヤホンやマイクを使っているとさらに遅れる。そのうえ、音の定位がひとつの方向しかないので複数人が同時に話すことができない。リモートワークやりはじめて何年だよって感じだけど、改めて思うのは、話していて疲れるし、聞いていても疲れる。誰かが話している途中で他の人が話しはじめるみたいなことも起こりがちで、たぶんそれは情報が少ないからで、会話って言葉だけではなく、たくさんの非言語情報もいっしょにやりとりしているのだろうなと思う。

そんなミーティングを夜までしていたら、社内チャットのダイレクトメッセージで退職の挨拶が届いてびっくりした。あんまりいっしょに働いた期間が長くなかったのに、ていねいな長文をこんな僕にまで送ってくれている義理堅さ。お礼が書いてあったエピソードは、あんまり覚えていなかった。社歴が長くなると見送るばかりでさみしい。でも応援してます。

2022-09-26

7時間もぐっすり眠れたなんて、ほんとうにひさしぶりのことだった。連休が楽しすぎた。オフィスへ出社して、聞き逃していた週末のラジオをまとめて聴きながら作業。昼ごはんは、会社の裏の世界でいちばん好きなラーメン屋。ふつうの日だけど、わりといい日でした。

ロシアで起きている予備役徴集の混乱をニュース越しに眺めていると、ほかの国民の人権を大切にしない国は、みずからの国民の人権も平気で守らないことがわかる。それは、僕たちの国で起きた、入管で適切な医療を受けさせなかった事件につながっているようにも思ってしまう。

あしたは国葬なので、在宅勤務をして東京には近づかないようにしよう。勝手にやるなら、どうか自分とはまったく関わりのないところで、勝手にやって、勝手に終わっていてほしい。たとえば国葬のせいで電車が1分でも遅れたら、不本意に巻き込まれたように感じてしまうだろう。人の死をそんなふうに感じたくない、そう考える僕だって国民のひとりなのに「国葬」なんてありえない。

2022-09-25

からだもこころも分類しきれない無数のグラデーションで構成されているのだから、その人間どうしの関係もまた、名前をつけるのが間に合わないほどに多様なのだろう。解像度の低い「友達」や「恋人」のような定義があいまいなラベルを維持するために、らしくないことをしてみたり、犠牲を払うなんて、関係性の奴隷だと思っていた。

いま、孤独を信じなくなった僕は、らしくないことをしてみたり、犠牲を払ってでも、関係を大切にする。そうする気持ちもわかる。たぶん、そのほうが楽しいから。それだけで、理由はじゅうぶんだ。信じる気持ちと、諦める気持ちは、背中をつきあわせている。傷つくことも、終わることも、ひとりぼっちの部屋の奥の、どこかへつながっている半開きの扉から差し込む光のように思える。

2022-09-20

宮沢章夫の死去を伝えるツイートが流れてきて、声が出た。中学生のときに「牛への道」を読んで、エッセイっておもしろいんだなと思って、いろいろ本を手に取るきっかけになった思い出がある。演劇は観たことなかったし、パワーハラスメントで処分を受けたあたりからTwitterのフォローも解除してしまっていたのだけど…

小さな副業の依頼をもらって引き受けた。報酬っていうより、僕の名前を思い出して、声をかけてもらえたことがうれしいな。

郵便受けを覗くと、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種券が届いていた。カタカナにもふりがながふってある、すべての人へ届けるために書かれた言葉。

2022-09-19

ちょこちょこ作業したり、本を読んだり、返せてなかったメールを返したり、野球を観たり、ごはんを食べたり、その合間にソファに横になっては眠りつづけていた。ほんとうによく寝た。気がついたら地味に困っていた左まぶたの痙攣も止まってよかった。

いまチームでやってるやつ、なんとなく次にやるべきことがぼんやりと見えていて、でもチームのみんなは他のタスクでそれぞれ忙しいし、忙しいなかでぼんやりとしたものを伝えるのはむずかしいので、とりあえず手を挙げてやることにしたのだけど、僕は僕で細々と小忙しいし、しかもぼんやりとしているものよりは、はっきりとやるべきだとわかっているものが手をつけやすかったりするので、つまり放置してしまってるのだけど、水曜のミーティングにはなんか進捗を共有しないといけないな〜、それにはあしたフタを開けないとな〜、と漠然と考えている。こういうのを、きょうやっておけばよかった。でも眠かった。不確実性の高いものから手をつけるのが結局いちばん速いというのはわかっているのだけど、モチベーションをコントロールして実践するのがむずかしい。

自分は、というか誰でもそうだと思うけど、「楽しい」ってところまで持っていけば手を動かすのは速いので、そのあたりをハックできるようになりたい。細い糸でもいいから関心が持てる場所までたぐりよせて、いかに速く到達できるかみたいなスキル。