鹿スタディーズ

越谷市科学技術体験センター ミラクル友の会 会員

戦略的な奇跡

「する」ことが、「される」ことになる。(親切な気持ちなどから)してあげていると思ったことが、(予想に反して)じぶんのためになっている。それはまったくおかしいことではなく、むしろ「する」ばかりや「される」だけだと、その関係は終わっていく。

教えるとは、たぶん、同じ場所に立って、同じものを見ることだ。立ち会っている、のほうがぴったりかもしれない。そこでは、まったくべつのからだを持つ複数の人間が、どうすれば同じ場所にいられるのかが問われている。そうすることで、きっと、してあげるなんていう、やる前からゴールがわかっているようなつまらないものではなく、想像もつかない、もっと遠くへ行ける気がする。

そうやって遠くへ行ってしまうことを奇跡と呼ぶのなら、奇跡は、運ではなく、戦略的に引き起こせるものなのかもしれない。