読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

鹿スタディーズ

越谷市科学技術体験センター ミラクル友の会 会員

5/18

五反田から東急池上線に乗り換えて、旗の台という駅の東口からいっぽん路地にはいったところにある鳥樹という店に連れていってもらった。大学生のときに住んだ街らしい。会社を辞めるから、次のところはもう東京に出張とかないし、そんなに会える機会がないのかもしれない。そうはいっても、そんなに話すこともなかった。なにを話したのかもよく覚えていない。 Bluetooth 接続の自撮り棒で写真を撮る。もう自撮り棒で写真を撮る人なんか誰もいなくなってしまった。 Kash っていう謎の送金アプリのインストールを薦められて、招待コードを入力して 200 円もらう。飲み代を割り勘して Kash で送るときに、たぶん領収書とか撮るためにアプリの機能で写真を撮ってお金に添付できるのだけど、それで旗の台の駅のホームでふたりの写真を撮って、送信したらエラーになって消えてしまった。鳥樹は、あたりまえだけど焼き鳥屋で、もものたたきが皮がパリパリでおいしかった。お通しが納豆だった。ぜんぜん関係ないけど、大学生のときに付き合っていた女の子の名前が美樹さんだったのを思い出した。美樹さんは実家が花屋で、だから子供の名前には樹の文字が入っている。僕は、その名前がとても好きだった。

恵比寿に移動して、前に同じ会社で働いていたらしいボリビア人のデザイナーのおじさんを紹介してもらった。恵比寿横丁というたくさん飲み屋がぎっしり詰まってみんな通路で飲んでるような通りに連れていってもらう。流しの歌をうたう人がギターのネックに iPhone をくっつけてコード表を見ている。木曜の夜なのに人がいっぱいでどこにも入れず、恵比寿横丁ではなく、ボリビア人のおじさんいわく「外人フレンドリー」なワイン酒場に連れていくと、日本の国籍を取得してアスカさんという名前になったらしい外国人が切り盛りしていて、奥でひとりで飲んでいた中国人の女の人も同じテーブルに呼ばれていっしょに飲むことになり、いろんな国の人たちが英語で話をしているのをわけもわからず聞きつづけることになった。中国人の女の人は YouTuber の事務所で働いていて、来週は台湾で、そのあと上海に 3ヶ月滞在するらしい。台湾は暑いから布切れ 1 枚で行くと言っていた。ボリビア人のデザイナーのおじさんはアメリカの国籍も取得していて、 2 つパスポートがあると便利だと言っていた。 Dribbble をやってるかといわれて、 Dribbble は招待制なのでアカウントがないというと招待してやるといわれて、インビテーションを送ってもらった。それがすごくうれしくて、ありがとうございますと日本語でいうと、どんどんアウトプットしなさい、君もいろんな人にインビテーションを渡すんだ、みたいなことをいわれたような気がした。英語がまったくわからないので、ほんとにそういう意味だったのかはわからない。